朝からポテチの【追いつきたいんだ】@nchas3821

ランナー1年生のRun Girls, Run!応援の活動備忘録です

万バズやってみた!〜オタクはほんとに幸せなのか?〜

朝からポテチです。2023年3月に解散する声優ユニットRun Girls, Run!を応援しているランナーのひとりです。9月26日朝午前2:40に呟いたライブの感想ツイートがどんどん伸びて、いわゆる万バズになりました。

 

 

 

このブログで伝えたいことは3つ

  1. 実際に万バズしてみてどうだったか、嬉しかったか、承認欲求は充たされたのか
  2. 2023年3月に解散する声優ユニットRun Girls, Run!のパフォーマンス、曲の良さ、そしておもしろさに1人でも多くの人が気づいてほしい、3月25日のファイナルライブに1人でも多くの人が来て欲しい
  3. バズった内容“推し活の代償と幸せ”について、誰かを幸せにするということは。

 

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1.結論

結論!万バズで得られる喜びは、100いいねで頭打ちする!数字と全く比例しない!!!最初ツイートしてから5〜10いいね反応来たあたりでちょっと嬉しくて、そこからあっという間に100、200……と伸びて行くも、もはや数字あたりの承認欲求は全く測られず、それ以降は1000になっても、5000、1万になっても得られる喜びは頭打ちで、なんか勝手に大きくなってる…って感覚だった。このブログを書いてる今5.4万いいねですが、これが500でも5000でも感じるものは同じなんじゃないかなと……相対的なものでしかないんですね。

バズるとどうなるか

通知に載っかるいいね/RTが100個まとめて1通知表示になりました。Twitterのアイコンに表示される通知表示は常に20~99+。100いいねで1いいねになるので、なんだかものすごくもったいなくないですか?なんかこう、もうちょっと持続可能な形で充たされたい……。(冷凍いいねとかいう天才の発想。冷凍いいねほしい。毎日ちょっとずつ充たされたい。)
それと、今回はたまたま賛同・肯定的な反応が多かったので、炎上や誹謗中傷などにはつながらなかったことが幸いでした。ひとりの人間ではなく、くす玉入れになった気分。承認欲求が充たされたかどうかというと、やはり幸福感や多幸感にまでは繋がりませんでした。
それより、自分で描いたイラストにもらった30いいねの方が、よっぽど心の底から嬉しかった!!!やはり、苦労して成し遂げたかどうかなんだと思う。今後、再現性のないバズを狙って、その成功に精神を左右されるのはあまりにも健康に悪い。ガチャやパチンコと似た脳汁のようなものが出ているのが分かるので、それは自分により強く言い聞かせたい。

感動という点では、それこそ前日までに体験した、プリティーライブでの感動や、Run Girls, Run!のライブで伝説に立ち会った瞬間の幸福感に勝るものはなかった!

 

nchas3821.hatenablog.com

そもそもの経緯

そもそもこのツイートは9月25日に行われた声優ユニットRun Girls, Run!の5thAnniversaryLiveTour、東京公演ライブ中の物販コーナーMC「みんな何削ってるの?食費?」という発言の感想ツイートだったんですよ。

 

このライブは品川インターシティホールの規模感を上回る伝説級のライブでした。なにせ予定にないダブルアンコールが生まれたのですから。私も人生初体験、そして二度と体験することはない、忘れられない経験になると思いました。

 

t.co

 

 

 

3月25日に解散前最後のファイナルライブがあります

Run Girls, Run!のライブの良さを語りたいですが、先人たちのブログとかが最適かと。

アニメキラッとプリチャンを背負い、声優アイドルのハイブリットユニットi☆Risハイパーリンクの到達点、WUGちゃん2人の妹分として、両方の良さを取り入れ、その向かい風に立ち向かって駆け抜けてきたユニットです。楽曲制作陣にはMONACAArte RefactI’ve sound、など…(伝わる人には伝わって欲しい)人気音楽制作チームから楽曲提供を受けて、界隈で名を馳せています。これを聞いて、え、あれか!とひっかかった人だけでいいので、間に合って欲しいんです。3月に解散するRun Girls, Run!のライブに。

3月25日(土)に行われるファイナルライブの先行抽選が9月27日(火)に始まりました。どんなきっかけでも、ここで知ってもらえたらその運命に身を委ねてみてほしい

 

rungirlsrun.jp

です。

 

 

 

バズった内容について

推し活と幸せを考える

私たちオタク(クソデッカ主語)が何のために推し活をしているかというと、人生を豊かにするため、に他ならないですよね。
もっといえば誰かの支えになりたい気持ちで人生を応援することで、自分の人生に幸せを感じるためです。
「幸せは人それぞれ」とよくいいますが、この話をすると「本人が楽しいならそれでいいんじゃない」という言葉で議論を片付けられてしまうことが多々あります。
もちろん、他人の幸せを自分のものさしで測ることは以ての外でしょう。ですが、自分の幸せについて考える時だけは、その幸せとは何かを考えることをやめてはいけないと思っています。

「憐み」と「羨望」
  • 「推し、燃ゆ」
  • 「地元最高!」
  • 「ハッピーシュガーライフ」

私が私の幸せを考える時に参考にしている3作品です。こちらの作品を参考に少し議論を展開しようかと思います。
私の好きな上記の3作品について、ある共通点があります。
それは作中の人物たちが謳歌している幸福について、この幸福を観測する読者(私)に、「本人がしあわせを感じているならそれでいい」という感情を抱かせる点です。
そしてこの言葉には2つの相反する矛盾した感情が詰まっています。
「憐み」と「羨望」です。
「憐み」の正体は、彼女たちの視野の狭さと、選択肢の少なさです。
「推し、燃ゆ」では、実生活を思うように送れない女性が、推しのためならと時間とお金を推しに捧げ、自らの生活・人生をそぎ落とし背骨だけになっていく姿が描かれています。その推し活も虚しく、推し自身は炎上を重ね、自らを応援していたファンをあっけなく裏切る形で幕を閉じます。本編中では一切明言されていませんが、主人公が実生活で社会と馴染めない姿は、発達障害の傾向が顕著でした。そしてそのことを周りの身近な大人も、本人すら気づけず、本人の努力不足と判断しています。

 

 


彼女たちが感じている幸せはあまりにも限定的な世界の中にしかなく、また、他の外の世界を知らないがゆえに、他に選択肢があることすら知りません。
自身の認知の外にある世界のことを観測することは不可能なため、
もっと楽しいことがある/今よりも幸福な生活を送れる」という思考すら浮かびません。
それを外の世界から観測すると、その姿は一見哀れさを感じさせますが、
他者が「君は不幸だ」と伝えたところで、それを認めることもないでしょうし、前述したように、他人の幸せを自分のものさしで測ることは以ての外ですから、余計なお世話でしょう。彼女の推し活の報われなさには、自分のことのように苦さを覚えるのですが、「彼女は不幸だ」と断定することは以ての外です。
同時に、他者に向ける「憐み」には「羨望」が常に隣り合っています。
「地元最高!」で描かれているのは、自らの認知している狭い世界で幸福を求めようと思考を停止している姿です。貧しさや粗悪な環境で生きているにも係らず、本人たちは幸福そのものの中に生きています。

いわゆる「メリーバットエンド」(ジャンル分けに明確な定義と他意はありません、)
という言葉で括られがちな、後味の悪い苦さを甘い砂糖で包んでいるような作品たち(ハッピーシュガーライフはいいぞ)ですが、「彼女たちはなんて不幸なんだろう」という憐みと同時に、「でもそれを知らずに幸福を感じられているなんて、なんて羨ましいんだ」という気持ちを抱きます。

 

 

総括すると、どうやら、幸福を感じられる人というのは「思考を停止した人」なのかと思ってしまいませんか?
他にあるかもしれなかった幸福の可能性を模索することは、不幸なことなのでしょうか。
今の現状が幸福かどうか考えることは、幸福から遠ざかってしまう行為なのでしょうか。

考えることをやめない

先の私のツイートでは、オタク(私)の今の推し活は自分の人生を犠牲にして成りたっていることを卑下していたためか、同じように自身の趣味人生を卑下する同調や、「今が楽しければそれでいい!」という同調が集まってしまいました。

ですが、私の本来のスタンスは「幸せになる」ことです、幸せになることを第一に考えて、今幸せになりたくて、幸せを感じるために、今は推しに自分の人生を捧げ委ねています。

その一方で、常に「今のままでいいのか」を考えています。これは一見、自分の推し活にブレーキをかけるような行為ですから、「この人は自分の推し活を本気でやれていないのではないか」という意見もあるかと思います。

よく誉め言葉として「ネジが外れている」「脳死」「考えるのはやめた!(泊さん!👮🚨)」といった煽りが推し活の追い風となっていますが、私は、自分の推し活を自分の幸福のために大切にしたいので、常に考えることをやめないでいようと思っています。その結果何かを諦めることもあります。
例えば、今回のライブツアーにおいて、私は7月、8月、9月と、仙台、大阪、東京の計6公演に全通しました。ですが、グッズ販売においては、ブロマイドやポスター類の購入は一切手をつけませんでした。買ったのはパンフレット、アクリルチャーム、リストバンド、うちわ、タオル、アクスタだけ(?)です。
ここで大事なことが、「グッズを購入する人は偉い!」のですが、同じくらい「買わない人も偉い!」ということだと思うのです。もちろん推しの利益に還元されるよう、よりたくさん売れた方がいいわけですから、買わないことを表立って推奨することはできませんし、それこそ他人にそれを大っぴらにいうことはありません。ですが、自分だけは、自分の中で、自制した自分をほめていいと思うのです。

私がその気持ちに確信を持てたのは、Run Girls, Run!のメンバーである林鼓子さんが、YouTubeの番組内でお話していた、「推し、燃ゆ」とオタクの幸せについて、でした。

 


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推しがいるってすごく楽しいじゃない。

推しに期待しすぎるのもよくないし、

自分自身に期待しすぎるのもよくない。

お互いに推しも充実して、自分自身も充実したLifeを送れるよう、自分自身のスタイルを身につけてほしい。

「俺はT.Oになるために積まなきゃ」とか、そんな事マジ考えなくていい。

皆はお互いに幸せな気持ちで、楽しく過ごせるのが一番の推し活だな、と思う。

推しが少しでも、1%でも、この活動を楽しいって思っててほしい、って思うな。私は。

みんな快適に、悩まずに楽しみましょう。

この言葉を聞いて、私は涙を流しました。私は幸せになるために推し活をしよう。そう決めて、今推し活を続けています。
大事なことは、考えることをやめないことです、常に考え、思考を諦めないことです。
推し活は人生を支え、自分の生きるモチベーションになりますが、自分の人生のすべてを推しに預けてはいけないと、常々思っています。

なぜなら、推しは私ではなく、私は推しではないからです。私一人がいてもいなくても、推しは自分の人生を自ら切り開いていきます。そういう人たちだからこそ、私はその姿と生きざまに勇気をもらい、自分の人生だけでは届きえない夢をみました。

そんな人たちの力になりたい、すこしでも自分が必要とされているなら、その役目に自分を投じて、何かを共に成し遂げたい、そう思って推し活に励んでいます。

ですが、推しは私の人生に責任をもってはくれません。推しは人生の支えとなりますが、自分の存在のすべてを預けてしまっては、いつか自分で立ち上がれなくなってしまいます。

それはお互いにとって不幸なことではないでしょうか。お互いに幸せになるために始めた推しとオタクの関係であれば、もし終わる時がきたとしても、お互いにいい思い出を胸に、次の人生を前を向いて歩めるような関係でいられることが、幸せなことだと私は思うのです。(なんか元カレカノ共依存みたいな話だが…)
だから今の私の推し活のモットーは、まず自分が幸せになることです。推しの活動すべてに通い、全部を知ることだけが推し活ではないです、まず自分が幸福に生きることこそが、推しに対して胸を張って言える推し活なんです。
推しに、今幸せですかと聞かれたら、「大変だけど充実してて楽しいよ」と伝えるのもいいけれど、「あなたのおかげで毎日がほんとうに楽しくて、幸せです」と伝えたい。推しの現場に居なくたっていい、推しがいるであろう方向に向かって感謝の祈りを唱えるだけでいいんです。ほんと宗教。
私が推し活をしているうえで大切にしている好きな言葉がもうひとつあります
同じくRun Girls, Run!森嶋優花さんの言葉です。

「推しのこと好きな自分のことも好きになってほしい」
これなんです、だから私は、自分のことも好きになりたい。推しに捧げる熱量も持ち続けつつ、自分自身の人生も大切にしてあげたい、推しには幸せでいてほしいし、推しに幸せでいてもらうために、推しを幸せにするために、まず自分が幸せになろうって思う。


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「誰かを幸せにするためには、まず自分自身が幸せできなくちゃいけない」なんだよ!!!

 

これは実質WUGですね!!!???

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おわりに:

ほんの些細なきっかけでたまたまバズったツイートに、多くの賛同の声が集まりました。
文脈上、私が自分の推し活を卑下するような発言をしてしまったため、集まった声の多くも自分の姿をある種皮肉り、今の楽しさだけに目を向ける声が多かったです。もちろんそれも自分を肯定する過程では大事なフェーズです。

今を一生懸命に生き、楽しさを享受する姿勢はみな同じでした。自らを肯定する姿は幸せに必要な姿勢そのものです。ですが、できれば、思考は停止しないでいたい。考えることは悩むことであり、常に疑うことです。猜疑心は不安を呼び起こします。不安と幸福は対局なるようにも思います。私も、こんなにバカ真面目に考える癖がなかったら、もっと気楽に生きられたら、ずっとラクに幸福を感じられていたかもしれないな、と思います。

ですがそれが私というオタクです。常に考え、悩んでしまうのも、きっと私の幸福のひとつなんです。

もしバズったツイートだけでなく、このブログまで読んでもらえた人が1人でもいたら、マジでめちゃくちゃ嬉しい!!!絶対引用ツイで感想送ってね!さらにこのバズっちゃった一連のツイートきっかけに、少しでも彼女たちRun Girls, Run!ってすごいんだな!って知ってもらえたら、さらには3月の解散までに間に合う人が一人でも多く増えてくれたら、マジで嬉しい!!!曲の良さ、パフォーマンスの良さ、3人の面白さ、界隈の熱量の高さとおもしろさ、それが3月まで限りで観れなくなってしまうことだけでも、知って欲しいしわ届いてほしい。それが少しでもかなったなら、私は心の底から"幸福"を感じられます!
みんなで幸せになろう!!!
おわり!!!!!!!!!!!


ファイナルライブの先行!!!!行こう!

rungirlsrun.jp

 


(番外編)#オタク早口プレゼン選手権

 

おまけ:面白かったツイートたち

 

「オタクは江戸っ子気質の現代人」これ初めて目にしました、すごいしっくりきました。「宵越しの銭」って言葉も初めて聞いた。学びは大事ですね。その月事のお給料って意味では、宵越しの銭が全くないですね。てやんでえ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オタク、初めて出会った推しを親と認識するがち……

 

 

 

イイエテミョー!!!!!はやまると気が合いそう

 

それ、陽キャオタクは陽キャになるけど、陰キャオタクがオタク辞めても無キャになって死ぬだけ、一般人にはなれない、脂肪は筋肉に変わらない。コンテンツにしがみついて、まだ死ねないの精神で生きてて欲しい。HUNTER × HUNTERも再開したし、エグゼも出るし、ガッシュも続編が出た、生きるの最高!未来最高!未来最高!!!

 

自分を肯定できてるオタク、エラい‼️😁✨

 

オタク、パワーワードで言い切りクソデカ主語で語りがち………特大ブーメランなので許してください

この方めちゃくちゃ気になる、好き合ってる人同士が必ず同棲して結婚しなければいけないなんてことないと思う。そんなすれ違ってたら長く続かないし……好きだからこそ自分と、距離感を大切にしたいって気持ち、すごくわかる。