朝からポテチの【追いつきたいんだ】

ランナー1年生のRun Girls, Run!応援の活動備忘録です

舞台青葉の軌跡感想「WUG、再生産」〜早坂さんのホンネの輪郭をなぞる〜

奇跡には神秘さと物語性が伴う。私は今まさに、一度は綴じた物語が再生産される瞬間に立ち会っている。

 

 

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WUG解散から3年目、2年間の沈黙を破り(その間もWUGは多くの人の中で息づいていたように思う)、パチスロという全く予想外の方向から新しい風に載っかってきたWUGさん。この流れからついに過去の舞台を配信してくれるという。ありがたい。もちろんその背景には一個人のとその周囲のオトナたちのトンデモナイ熱量と想いと、綿密に練られた計画が実行されるまでの、長い長い時間があるのだが、その一部はYouTubeにUpされた動画で垣間見得る。


www.youtube.com


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「WUG、再生産」

この舞台、当時とはどうしたって感想も受け取り方も変わってくる。なにせWUGはこの舞台の終演直後、6/15日に解散の報告をしたのだ。どうしたって不可逆的である。あの当時の舞台の位置づけというと、新章を経たWUGキャストがかつてのキャラクターをより深堀りし、後の物語に繋げるという“WUG再生産”の役割を担っていたのではないかと感じた。つまり、新章までの制作陣から一新し、アニメも一旦はおわったものの、WUGという声優ユニットはアニメを超えて続いていく、そしてキャスト自身の手でアニメを演じ、立体的に描き興した。これが当時の再生産である。その意義は大きい。

して、WUG解散を経て、3年目のこの時に新たに視聴する人は言わずもがな、当時を振り返り再度観る人にとっても、これは第2の「WUG再生産」である。どうしたってあの時キャスト、運営はユニットの解散を知りながら演じていたのだ。そのことを知りながら観ると、この演目はまるで卒業公演ではないか。始まりの物語、自分たちの原点を振り返り、セリフの一言を刻み、魂を込め、載せる。あと一年で解散し、終わることを胸に抱えながら、これが最後だと知りながら演じていた。そう思うと受け取り方は否が応でも変わってくるのではないだろか。

 

視聴感想

解散後ワグナーの私にとってはもちろん、全ワグナーにとってまたとない機会である。配信したその日に!とはいかなかったのだが、2時間じっくり集中して向き合えるよう、なんとか時間を作って、まず1回目、視聴。

その後ワグナーさんの発案による同時視聴再生企画に参加し、2回目。その間も好きなシーンやライブシーンを何度も繰り返して再生。なんと贅沢なことだろう。以下、実況や感想の一部を。

すごかったとこ

キャストの衣装、普段からこの姿で本人としてライブしてるわけで…。それが普段はあまり見られないアニメの声で、この服もアニメに出てきたとはいえ、アニメならではというわけではない一般的な衣装(2.5次元衣装じゃない)でアニメの実演してて、それでいてキャラがしっかり反映されてる。そりゃそうか、デビューからの時間が役作りの期間だもん…。もしかしたら、舞台という形こそ、WUGのハイパーリンクが昇華するステージなのかもしれない。すごい。ここにしか産まれない空間。

愛ちゃんがダンス下手な設定だけど、永野愛理さんはバチバチにダンスできると。それ分かっててみんな観るというおもしろさ

喧嘩するとこ、ボロボロ泣いちゃった。アニメも観て、泣いたけどあの時より、ずっとずっと、ずっと辛い、泣いちゃう。パンフにもあったのだけど。劇中では画面に描かれないキャラクターも舞台ではそこで息をしているわけで。セリフのない所が重要だと。特にみにゃみはメインで話を進めるセリフ量ではないのだが、その分要所のひと言だったり空気が詰まった時のひと言が響いた。それまでに溜め込む時間もずっと惹き込まれる姿があった。

「“本気のタチアガレ”ができたね」これか〜〜〜!!!

I-1はむしろ、全国級のアイドルでいなきゃいけないっていうねパフォーマンスの説得力がなきゃいけないけど、それも全然クリアしてた(WUGの描写との相対的な比較もあるんだろうけど)千秋楽じゃない映像の収録なのすごいよねかやたん、伝説だったわ…早坂さんも…笑

などなど。さらにはグッズの再販もあり…ここまでされたら応えないわけにはいかない。

WUG活してるとしっかり反応してくださるワグナーさん、ありがたいです。

 

早坂さんの輪郭

早坂相。どこか本音を隠すように構えている人であり、その言葉が本気かどうかは彼以外には分からない。初見では敵味方不明なところがあったのだが、新章まで本編を通して観てから振り返ると、早坂さんは常にWUGと共に歩んでいてくれたように感じる。WUGの育ての親そのものだ。

タイトルを「早坂さんのホンネの輪郭」としたのは、彼のホンネのカタチが表現されたわけではないが、少なくとも輪郭は見えたのではないか、という表現をしたかったためである。WUG舞台の早坂さんから感じたこと。早坂さんは過去、仲間とすれ違ってしまった経緯を持つ。ただ純粋にがむしゃらに、共に歩む。互いに削りあい、蹴落とすのではなく、アイドルグループという組織を優先するのではなく、そこにいる人でしか成立しない「らしさ」を求めて。

「彼女たちをみていると自分も馬鹿になれる」

早坂さんは、ファン(fan)になりたかった、熱狂したかった(fanatic)のだと思う

ひとつ確信したことがある。

早坂さんのむすび丸ねだりは、「照れ隠し」だと思う

彼女たちを試すような課題を提示したのも乗り越えることを期待していたゆえ。

一度発した言葉を撤回するために取り繕った「照れ隠し」

自分が「馬鹿になれる」=「熱狂できる」こと

むすび丸はそのカタチに残る証なのかな

早坂さんなりのケジメというか、ふるいにかけたのはあくまで揺さぶっただけで。

むしろそれを乗り越えることを期待してふっかけた課題だったろうし、一度出した言葉を引っ込めるための照れ隠しなんじゃないかな、むすびまるは。

たとえ結果が1個だけでも、取れなくても許したんだと思うよ。今週せっかく仙台に行くので、あらためてWUGを見返そうと思う(7/25㈰Run Girls, Run!の4周年記念ライブが仙台であるので!!!仙台昼チケット私1枚余ってるので誰か行こう!!!ランガの始まりの地、仙台凱旋、絶対アツいよ…!)

 

おわりに:続編を望む。声をあげる。

 

WUGの歴史を振り返ると“タグにすると叶う”というジンクスを複数みかける。今回の場合は、初演ではカメラ機材等が入っていなかったが、公演の途中から用意されていた、というもの。そのため当初の予定ではなかったが、後日公演の反響を受けて円盤化が決まったのではないか、と言われている。

これはワグナーさんがより多くの声を届けた結果、とも言われているし、わたしもそのような美談を信じたいのだが、私が思うに実際のところ、映像収録、円盤化は決まっていたものの、ファンの声を受けたことで実現しました!という物語に仕立てあげた運営の腕が確かなのだと感じている。(この時点でパチスロ用の収録も決まっていたという)。実際、オタクと運営が相互に作用しあっているような図式を感じられるのでとても上手いと思う。あらゆるコンテンツは一人ひとりの声、要望が大切だし、その需要を大きくするためにはある程度の“飢え”が必要だ。満たされていては成長は止まってしまうだろう。しかし、求められた需要に対して供給が全くされないというのも難しいところだ。そうなるとオタクは離れていく。そのためできることは、有象無象のオタクのひとりとして、声を上げること、感想をひとつひとつ伝えていくこと、なのだと思う。そのうえで運営の手のひらで転がされること。転がされることを楽しむこと。間違っても運営はクソとか、ファンのお気持ち次第で誘導できるとかは思わないオタクでいたい。そうしてたまの返事のために過ごす日々の に伴う熱量は大きく、ともすれば疲弊しかねないだろう。しかし、その一歩を踏み出すと同時に生まれる熱量もまた大きい。自身の熱は自身で焚べるのだ。そうしてオタクの火は大きくなっていく。

つまりもっちーの推しのこと考えてる論is Justiceってわけ

 

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まさにこれ。

 

参考文献

 

WUG実況再生のツイートまとめ(引用失礼致します)(許可済)

 

 

 

 

おわり。

マシュマロ待ってます🙋‍♂️✨

marshmallow-qa.com

 

WUG過去記事 

nchas3821.hatenablog.com