朝からポテチの【追いつきたいんだ】

ランナー1年生のRun Girls, Run!応援の活動備忘録です

「誰のものにもしたくなくなった」厚木那奈美主演オーディオブック『REcycle kiDs』7000字超ネタバレ感想&考察〜追いつきたいんだ#4

オーディオブック:【REcycle KiDs】著:ふくだりょうこ

 

 

1/18日(月)

 

なんでもない日が、忘れられない1日になった。

 

朝、通勤中に一度聴いて、衝撃が走る。

 

帰りにもう一度。

 

帰宅するのも忘れてベンチでもう一度。

 

気づけばもう夜20時を過ぎている。

クソ寒い水戸の駅の外のベンチにはもう自分しかいなかった。

 

手がかじかんでいるのも忘れて書き連ねた、

7000字超の感想と考察

 

厚木那奈美、すごい

 

 

作品紹介

虐待、DV、ネグレクト。

生まれる家を間違えた子どもたちは政府の極秘プロジェクトのもと、

人生をやり直すことができる、はずだった。

ガラスケースの中に並んだ子どもたち。

地域のこども館でひっそりと行われる見学会。

それは子のない夫婦が虐待に遭った子どもたちを引き取るための場所。

子どもを選ぶための場所。

ただし、その子どもたちには普通とは違う点があった。

子ども館に来るまでの記憶がすべて消されていること。

「新品」の状態で引き取られていく二歳から四歳までの子どもたち。

その中でひとり、一週間後に十八歳を迎えるアキがいた。

十八歳になったら、外の世界へと放り出される。

そんな彼女を支える男性スタッフ・シュウヘイ。

アキを引き取ってくれる夫婦は見つかるのか。

  

 

 


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作品の傾向とジャンル、類似作品

 

 

人間の家畜制度とか…人工的な育児、生命への介入

思考実験…道徳と効率化のせめぎ合い

みたいな

そういう類のものが近いかと。

 

今回の作品を手に取ったきっかけである

 

・倫理的にグレーな子どもの思考実験作品

Run Girls, Run!厚木那奈美の出演作

 

ふたつのきっかけから生まれる相乗効果は、

視聴後、見事期待どおり…いや、それ以上のものでした!

 

ちょっといいカップ麺のお値段相当で素晴らしい体験ができたもんだと感動しながら

(i☆Risの日清スポンサーの配信ライブ観ながら)

こんな風に勢いにまかせてブログを更新しているのでありまして。

(カップヌードルゥ)

 

こういう作品は往々にして結末がほろ苦く

後味が悪いのが癖になる

どれも期待を裏切らない作品ばかりなので

目に触れたらなるべく作品に触れようと思っている

わたしです。

 

私が直近で観てきた中で近いものといえば、

 

約束のネバーランド

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

『劇場版 仮面ライダー アマゾンズ 最後ノ審判』

 

でしょうか。

せっかくですし作品の布教も。ぜひに。

 

 

約束のネバーランド(林鼓子ちゃんもでてますね。2期もおもしろいです。)

EPISODE1

EPISODE1

  • 発売日: 2021/01/07
  • メディア: Prime Video
 

 

わたしを離さないで

クローン人間の是非についてですね

ドラマは綾瀬はるか三浦春馬主演

 

原作のカズオ・イシグロさんのこの本は翻訳で、原書は英語です。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

 

 

わたしを離さないで (字幕版)

わたしを離さないで (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

イギリスの映画字幕版もあるんですね。私も観ます。

 

 

東映初のAmazonプライムオリジナル作品、ということで、アマゾン。安直。

といいつつ、しんどさ青天井の小林靖子脚本×巨匠 石田監督のアマゾンフィルターなる画の神タッグに、オトナたちはどハマりしました。

この作品における“人工生命体アマゾン生命体/アマゾン細胞”はタンパク質、人肉を好むんですね

人が造り出した生き物アマゾンが、ヒトを脅かす…という話です。

1期、2期のテーマ的にはカニバリズム、生きることと喰うこと、弱肉強食的なそれですが、

3期ともいえるシリーズ最終章の今作の映画はまさに、“家畜”

うってかわって人がアマゾンを飼い慣らすという……狩るもの、狩られるもの、生きること、喰うこと、殺すことについて、

よくよく、考えさせられる作品です。

 

 

 

 

 

初体験:オーディオブック媒体

人生初のオーディオブック

ドラマCDとはまた違った体験!

というのも

 

人って、活字を読む時

頭の中で、誰かの声で文字を再生してるじゃないですか。

なんかこう、ニココメっておっさんぽいし

男性ぽいじゃないですか(伝われ)

 

この作品、地の文がアキ(cv:厚木那奈美)視点なのもポイントなんです。

ほぼ全編あっちゃんの声なのだ!なんと!!!

 

Run Girls, Run!厚木那奈美さんの出演作というきっかけ

ではあったものの、作品を視聴して見事期待どおりかそれ以上だったもんで

ちょっといいカップ麺の値段でで素晴らしい体験ができたもんだと感動して(2度目)

(i☆Risの配信ライブのアーカイブ期限過ぎてるのに観れるもんだから寝れない)

 

こんな風に勢いにまかせてブログを更新しているのでありまして。

 

ちなみに電子書籍だと27ページのショートショートらしく、

活字で読んだら5〜8分ほどで読み終わる内容。

しかしながらも

オーディオブックであればおよそ36分

通勤途中にも聴きやすく、また、作品としての聴きごたえもある。

なんともちょうど素晴らしい厚みが生まれるもんだなと感動しました。

 

厚木だけに。

 

んっ。(´︶ˋ)

 

アキと厚木那奈美・シュウヘイと土田玲央

 

簡単にキャラ紹介

アキ

17歳

年齢にはそぐわない、若干幼い精神の女の子

社会を知らない、無垢な感じがあっちゃんの声からよく伝わります。

 

そして、アキのイメージがあっちゃんそのまんまなんですよね

いやほんとに。

え、これもしかしてあっちゃんの実体験では…?

と思うほど

ドンピシャなんですよ。

「うまく笑えない」とか。

実写化して欲しい。

感情の機敏や表情の描写が

俺たちの知っているあっちゃんのあの顔で浮かぶんです。

 

脳内再生余裕なんですよ!!!

 

あとあと、あっちゃんの息遣い、動悸、苦しさ、具体的な痛みの描写

言葉が脳に届いて、脳がそれを反芻して、

神経がその信号を伝達して、自分の体に伝わるんですよね。

どうやら、文字で受け取る情報よりも、

耳から入る情報は、より直接カラダに伝わるようです……。

 

 


そしてまた土田玲央さんも、すごい。

土田玲央さん演じるシュウヘイさんは

実直で真面目でお世話が上手で落ち着いたお兄さんで…

ていうか、おま、コヨイ…………!!!

としか……

いや、他作品を持ち込むなって、わかりますよ、そうです。

ネタバレない範囲ですけど

まじでコヨイも言いそうだなって言うか、闇深そう…

このくらい○○しててもありうるなってくらい、コヨイなんですよ

(※○○は後ほど)

いやむしろ、今の自分は二次WITHとリアルWITHで言うと

もう3次元のリアル土田玲央の方が、コヨイの顔としてしっくりきてるくらいなんですよ

あのすらっとしたWITHコーデを着こなす姿

つぶらな瞳

WITHステは眼球がコヨイ視点カメラでしたね

そのくらい自分の中ではコヨイ≦土田玲央なので

今作は、もう、あっちゃんと玲央しか勝たん!🎀✊

の気持ちでいっぱいです。

 

 

 


それじゃ、ネタバレするぞ

 

あ、ここまでの話だけで、

 

興味もった!

 

買うわ!

 

って人いましたら、ぜひ!!!

 

登録無料で、初回登録なら

¥550-300(ポイント)=¥250で聴けます!

ちょっとしたカップ麺で30分強あっちゃんの声が聴けます!

(カップ麺好きすぎか。ポテチの話をしろ)

 

視聴はオーディオブックのアプリがおすすめですので

こちらどうぞ

 

忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる - audiobook.jp

 

 

 

 


お、じゃあ、するぞ……やるぞ……いいな…???

 


後悔するなよ​─────ッッッ……!!!

 

 

 

 

 

 

※ネタバレ核心の話

 

 

「アキを引き取る人っていうのは…実はオレなんだ」

 


「戸籍上アキを引き取るのは、俺の両親になるんだけど​───」

 


「瞬間、目がチカチカした​─────。」

 


「久しぶり……ナルミ。」

 


「わたしは…アキじゃない」

 


「誰のものにもしたくなくなった。」

 


「​───欲しくなった。君が誰のものにもならないようにした。」

 


「ボクのものになってよ…。」

 

 

……っていう​……。

 

(何も伝わらない時間)

 

 

※ネタタバレしかない感想と考察

 


うーんこの、

どう考えても重大な規約違反である。

 


物語を起承転結に沿って完結にまとめると

 

虐待されて引き取られたアキたちの子ども

アキは17なので、なかなか売れません…

お世話してくれたシュウヘイさんが引き取ることになりました。

しかし、シュウヘイさんの親はわたしを虐待していた人でした。

シュウヘイさんはアキ=ナルミを引き取りたく、公私混同。

わたしを虐待した叔母(シュウヘイの母親)に引き取らせる。

シュウヘイの本性を知り怖くなったアキだが、外の世界を知らない

アキはシュウヘイに従うしかなく​─────

 

 

なんかこう読むと3時間もののAVの導入みたいですが

ちゃんとしんどい話です。

 

同じ公務員としては、

公私混同も甚だしいわ…

とついクスッと笑ってしまうなど。

 

※○○の答えは、「執着」でした。

 


行間を考察

 


Q.シュウヘイの親はアキ=ナルミを虐待していたことをどう思っているんだろうか

「入っていいの?」

「おばさんは逃げるように出ていく」

からも、後ろめたく思っているようには感じとれる

 


A.アキに自分のことを、過去のナルミの記憶を思い出させるために、

“トリガー”として“しかたなく”母親を呼んだように思える

 

 

Q.伏線?シュウヘイの凡ミス


「パフェも食べに行こう」

「パフェ?」

「あァ、食べたいって言ってなかったっけ?」

 

この時、シュウヘイはそつなくはぐらかしたが、

シュウヘイはここでぼろを出したのではないか

かつての“ナルミ”が好きだったのだろう、パフェについて話すが、

当の本人は知ってか知らずか、楽しそうにはしゃぐばかりで疑う素振りもない。

かわいい。 

 

アツギナナミがアキで、ナルミだなんて、

なんだか名前のニュアンスも似てますね

 

シュウヘイが迫った選択


「外に出れば君の若さと美貌は財産だ

欲しがる男はいくらでもいる」


まぁ、直球で言えば、水商売するか?

っていう脅しなんだけど…


情欲を感じる言葉の羅列

・抱きすくめられた

・シュウヘイの荒い息遣い(初瀬の荒い息遣い)

・二度愛した人をもう愛せない


終盤、シュウヘイの独白以降、

じわじわとオトナな描写が垣間みえるため、

シュウヘイの生理的な気持ち悪さが感じられる

土田玲央さんのねっとりした息遣いもまた。

そしてあっちゃんの声、というか息遣いがしんどい

 


その後彼らは…?


Q.この結末はハッピーエンドか否か

 

アキ=ナルミにとって、シュウヘイに抱く感情は

恋愛感情というよりも、お兄さん、兄としての親しみが強いと思える

なぜならこの施設では

思春期や二次性徴等については話していないことが想像に難くないからだ。

 

 

また、アキ=ナルミは、シュウヘイさんと離れたくない

と強く感じていることがわかる

現に、引き取り手がシュウヘイさんだと知ると

 

「うん…うん!」

と、とても喜んでいる様子である。

 

しかし、その後のシュウヘイの本音を聞かされた時は

 

「思わず一歩、後ずさった」

「二度愛した人を愛せない」」

という描写にアキの動揺と心の変化が伺える。


この時、作品内で都度表現される嗅覚、においの描写にも変化が現れる。

 

嗅覚は脳の記憶に直結してるとも言われる

 

アキはシュウヘイをハグする、される度に

ビスケットやイチゴなどの香りを感じとっては安堵している。

 

それが最後には、

「もう、何も感じない」

とアキ=ナルミは心を無にしたようなトーンで心情を語る。

おそらく、虐待当時の“ナルミ”は

あまりのトラウマに、匂いを感じていなかったのではないか

好きなイチゴの香りさえも。


一度消え去った虐待のトラウマの記憶は

匂いでさえも戻らず、記憶とともに消える

 

そして、記憶が蘇ったと同時に

それまで感じる事のできた匂いも感じられず

虐待の当時のように、嗅覚が働かなくなってしまった…

のではないかと思う。

 

作品の最後には

何かモノが破けるようなノイズ音が数秒響く。

 

このノイズ音、比喩と捉えれば、虐待が始まることの示唆…ともとれる。

 

もっと直接的な描写としては、服を割いた描写…ともとれる。

 

が、もっと言葉を選ばずにいえば、アキ=ナルミの破瓜…

​───処女を奪ったのではなかろうか。


シュウヘイはこの後、今までのようにアキ=ナルミを慈しむのだろうか

ということも気になるところである。

ショウヘイさんの本性の人格は果たして、母親譲りの毒親気質なのだろうか?

 

母親は弟?妹夫婦が事故で亡くなり、その娘であるナルミを引き取る

そしてナルミには虐待を行い、また、シュウヘイにも厳しく接していた様子である。

父親の描写は全く描かれないが、片親なのか、普通なのかもまた謎である。

 

母親が子どものシュウヘイに厳しく接していたのは子ども時代だけなのかもしれない

私が思うに、シュウヘイは母子家庭で、

ナルミが虐待を理由に施設に連れられ記憶を消されたのち

母親とシュウヘイは互いに依存し過ごしたのではないだろうか

 

シュウヘイがどこかマザコン気質を持ち合わせているのであれば

母親の面影をアキ=ナルミにみているのかもしれないし

母親と同じく毒親気質であれば、監禁ないし、軟禁、首輪とかしそうな気はする。

 

まぁ、そういうのだいすき…ハッピーシュガーライフ…☺️☺️☺️

 

まぁシュウヘイがまともな人のままアキ=ナルミと過ごし

アキ=ナルミを立派に育てるような物語があってもいい。

 

​─────が、個人的には、この苦さが続いて欲しくもある。

 

そしてその苦味の中に、アキ=ナルミには

どうしようもない甘さを感じて欲しい

 

どうしようもない共依存に堕ちて、堕ちて、堕ちるところまで堕ちてほしい…

 

そして2人の間にいつか子どもが産まれたとして

2人はその子に、アキと名付けるのではないか…と思うんだわ

 

しかしナルミは子育てを通じ人格形成が進み、依存から抜け出す…

そしてこれまでのシュウヘイからの虐待の蓄積に耐えかね…

 

その子に…暴力を…かつて自分がそうされたように…

 

そしてその子…アキは、こども館へと…

 

再び物語は始まり……繰り返される​───────

 


とか?(笑)

 

A.うーん、メリーバットエンド!😂😂😂

 

オタク、メリバすきよな🥺🥺🥺(クソデカ主語)

 

 

ダメ押しの『逆さまのガウディ』考察

 

『逆さまのガウディ』といえば

2020年5月に発売された

Run Girls, Run!の1stアルバム

『Run Girls, World!』に収録されている

厚木那奈美さんのソロ曲ですね!

 

これは無理やりにも程があるのですが

あれ?なんだかシンクロしてなくもないな?

とも思ったので、ダメ押しの考察です。

この曲は理系女子と男性の2人の恋の駆け引き…

といえば甘酸っぱいですが、

サウンドの軽快さとは裏腹に

もしこの作品のような背景があったら​───────

という言葉遊びです。

 

逆さまのガウディ

逆さまのガウディ

「NON nana…meet you」

 

「耳元からことば充電され」

 

「(会いたいのに)矛盾する」

「(会いたくない)舞い上がって」

 

「構造的に逆さまなのガウディ」

 

「カラダとココロ フニクラ になる」

 

「あっ ちゃんと しなくちゃ だめだ」

 

「マンガの中のおいしそうなチーズ」

 

「君は狙ってる好奇心のマウス」

 

うーん、これ、女の子も恋愛感情を持ってる歌詞だからなあ

恋愛感情を持ってるのはシュウヘイの方なので…

 

うーん、ボツ!✌️😂

 

いいんです🥺

 

オタクの戯れ言でした。

下書きの時点で消すつもりでしたが

ここまで読んでくれてるランナーさんがいたら嬉しくて。

 

 

最後に

著者のふくだりょうこさんのnoteがありました。

読んでみてください。

 

https://note.com/ryokofukuda/n/n5e194c833c44

 

 

そしてこちらの作品を考察していた方も!

ブログも参考にさせていただきました!

 

Run Girls, Run!のAdvent Calendar2020に参加していらした、

ななこさんのブログです(FF内だ☺️)

 

無料お試しに登録すると大体解約を忘れる - 自分を幸せにするために

オーディオブックについて他にも、多くの作品を紹介していました!

ので、みなさんぜひ!

 

 

はぁ、楽しかった😊

 

おわりー🍴